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石破前首相『「やはり実現したい」拉致巡る連絡事務所構想、重ねて意欲「なぜ北を利するのか…」』と蓮池薫教授・牧野愛博先生の対談を拝読して

●石破氏「やはり実現したい」拉致巡る連絡事務所構想、重ねて意欲「なぜ北を利するのか…」
https://news.yahoo.co.jp/articles/e3053ba42ec06be8db888288848ccc99aa25d2b3

石破前首相は在任中「朝鮮との連絡事務所の設立」を構想されていました。
私は、この構想は正しかったと考えております。

家族会の方々が朝鮮を信用したくないお気持ちは当然なので、家族会の皆様が反対されたことは、至極もっともだと考えます。
しかし、その他の学者の先生方や日本保守党などの先生方が反対されたこと(今もされていること)については、現時点の私は賛同できません。

石破前首相もシンポジウムで「利することになるなら、なぜ利することになるのか。説明をいただきたい」とおっしゃられていますが、その通りだと思います。
「朝鮮を利することになる(だけで終わる)」という主張に関して「必ずそうなる」と言える根拠は何もないはずです。

そして「時間稼ぎに使われる」と批判されるものの、そもそもこれまでのやり方で、すでに数十年時間だけが過ぎているはずです。
となれば石破前首相が語られている通り、

・朝鮮の主張とわれわれの認識に齟齬があるのか
・朝鮮から見てどのように見えるのか
・一つ一つ事実関係を確認をすること

は最も現実的で有効なアプローチだったと考えます。
反対派の方々は「我々だけでなく世論も賛成しなかった」と言われるかもしれませんが、その世論というのは極めて限られた方々です。

日本人の9割程度は拉致問題にほとんど関心がない、というのは、現場で活動されている方々が、最も痛感されていらっしゃると存じます。
そして、関心を持っている方々の大部分は、家族会や被害者の方々に寄り添う理由や、単純に東側の国々が嫌いなど様々な理由で「朝鮮=悪」という考えで固定されてしまっていると考えます。

ヤフコメを見ても、一見石破前首相に反対する人が多数派に見えますが、

・記事を読む人
・コメントする人
・コメントを評価する人

の全てが、上記のように「朝鮮=悪」で固まっている割合が高いため、反対が多数派に見えてしまうのです。

実際、反対されている方々も「あと1年で問題を動かさなければ強力なペナルティがある」となったら「まず朝鮮と話し合おう」となるはずです。
「話し合うためにアメとムチを」「トランプ大統領に働きかけて」と主張されますが、それらの方法が現実に無理な状況なので、他の方法で話し合うしかないはずです。

実際、蓮池薫教授は以下の理由で、一定の価値を認められています(箇条書きで引用)。
https://news.yahoo.co.jp/articles/e6a1dee0afc7ea56b185fdeac7099dd6a8f85aa8?page=2

・幅広い情報活動を行ったり、
・首脳会談のための下準備をする場であったり、
・信頼関係を少しずつ作っていく場であったり

懸念としては「そもそも今の朝鮮との関係では、設立自体に1~3年かかるのではないか」という旨を語られています。
(つまり、設立が早期にできるのであれば、一定の範囲で有効というお考えでしょう)

対談相手の牧野愛博先生も、連絡事務所に直接言及はされていなくても「いろんな人脈を使って、水面下で情報を収集する」ことについては、以下のようなお言葉で賛同されています。

「平壌に大使館を持っている中国やロシアの情報は、日本の外交官も言ってますが、やはり水準が違います。日々取ってくるデータもありますし」

家族会の皆様が反対されることは、重ね重ね当然です。
しかし、問題から距離をおいて客観的に見ると、連絡事務所やそれに近い何かの設立は、現実に有効な手段のはずです。

なので、専門家の方々が反対されるのであれば「朝鮮を利するだけで終わる」という根拠や、早期の解決に繋がる現実的な代案を出して頂く必要があると考えます。

石破前首相のお考えが間違っていなかったことは、本作の読切をご掲載頂けた後に、証明されると考えております。
(ご掲載時点でほぼほぼ正しかったと国民は感じるはずなので、あと4ヶ月です)

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