■今日の朝鮮ウォッチ
昨日午後、金与正部長が以下の内容の談話を発表されました。
①:拉致問題を議題にするなら、日朝首脳会談はない
②:会談のためには、まず日本が時代遅れの慣行や習性と決別する必要がある
鍵は「時代遅れの慣行や習性との決別」で、このためには「日本人の朝鮮や東側へのイメージを、強力に変える必要がある」というのが、私の見方です。
その見方になる理由を、まず与正部長のご意図の推測から、書かせて頂きます。
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■①:拉致問題を議題にするなら、日朝首脳会談はない
これは先日の日米首脳会談への反応と考えて、間違いないでしょう。
総理がトランプ大統領から「拉致解決に向けて全面的な支持を得た」と報告されたことへの、朝鮮側からのアンサーといえます。
つまり「トランプ氏の支持を得ても、拉致問題の解決には関係がない」(そもそも問題を認めていない)ということです。
理詰めで考えると「従来のアプローチで解決する可能性がほぼゼロになった」といえるでしょう。
●従来のアプローチ
・トランプ大統領の助けや「アメとムチ」で首脳会談を実現
・会談から解決につなげる
ここで重要なのは、次の②です。
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■②:会談のためには、まず日本が時代遅れの慣行や習性と決別する必要がある
「会談のためには」とあるので「会談を拒否している訳ではない」とわかります。
逆に言えば、この「時代遅れの慣行や習性と決別」すれば、会談はできるわけです。
●「時代遅れの慣行や習性」とは?
私の考えでは、以下の発想から来る行動全般です。
・朝鮮は、邪悪で遅れている
・東側や社会主義は、邪悪で遅れている
・西側や日本は、正義で進んでいる
具体的には、以下のような行動です。
①:ロシアのウクライナ侵攻は批判しても、今回のイラン戦争のアメリカは批判しない
②:朝鮮の拉致は批判するが、日本の朝鮮人連行については「国交がなく本当の検証ができない状態」で、独自の結論を出している
③:バイデン大統領らも「DPRK」を用いるようになったのに「北朝鮮」という呼称を使用し続けている
それぞれ詳しくは後述します。
あくまで私が考える例ですが「これらを改めるか、見直しを検討する意思表明をすべき」というのが、与正部長のご意図ではないかと考えます。
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■結論:日本人の朝鮮や東側へのイメージを、強力に変える必要がある
例えば、次の②で説明する「強制連行の方が、拉致より規模も内容もひどかった」という点は、政府が語ったら確実に炎上する内容です。
物理的にそうであることは間違いありませんが「朝鮮=悪」というイメージが固定されている状態では、正しいことを言っても通じません。
※「連行と拉致では時代が違う」という考えについては後述します。
東側はともかく、朝鮮への日本人のイメージを変えるのは、常識で考えるとほぼ不可能です。
唯一できるのが本作です。
本作が狙い通り成功すると、読切の段階でも「朝鮮以上に日本にとって有利」になります。
国際社会への影響に関して「日本は核を超える武器を発見した」と評価されるでしょう。
高市総理が目標とされている「世界の真ん中で咲き誇る日本外交」を実現する上で、特に大きなプラスになれると考えております。
(経済や軍事でなく、世界の人々の「心」にアプローチできるという点で)
ということで、引き続き創作で尽力させて頂きます。
(以下、各部の補足です)
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■①:ロシアのウクライナ侵攻は批判しても~
現状アメリカ一国に依存しているので仕方ないのですが「筋の通らない立場を強要する国一つだけに、依存していて良いのか」という疑問は、正当です。
今までのアメリカならある程度筋が通っていましたが、今はNATOと戦争する可能性すら出てきたので、客観的にもう、これ以上依存すべきでないと考えます。
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■②:朝鮮の拉致は批判するが~
連行や強制労働の実態は「双方の国が全ての資料を出し合い、双方の研究者が議論し合って」初めて答えが出ます。
現状では国交がないので、日本側の研究で一方的に結論が出ている状態です。
韓国との国交はあり、そちらの資料や議論の結果がある程度の参考にはなります。
それでも「韓国の学者と朝鮮の学者の見解は違う」という部分は、当然多くあるでしょう。
まだ実態が完全には解明されていない状態ですが、人数や内容で考えれば、昔の朝鮮人連行の方が明らかにひどかったはずです。
金額はまだ確定していないものの、賠償の必要は日本政府も認めており、支払いを約束しています。
(現在は国交がないので、まだ支払われていません)
賠償は全て連行に関するものではありません。
しかし、連行も含まれています。
なので、日本政府として「強制連行があった」「その人数は、拉致被害者や特定失踪者の方々より多かった」と認めることはできるはずです。
それを認めた上で「強制連行より規模の小さい問題として」拉致について話し合う、という形であれば話し合うことは可能ではないか、と考えております。
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■③:バイデン大統領らも「DPRK」を~
DPRKとは「朝鮮民主主義人民共和国」の英語で、これが国際的な正式名称です。
オリンピックなどでも、この名前で呼ばれます。
朝鮮が統一を目指していた頃はともかく、
・完全に別の二国家と宣言した
・韓国の李在明大統領も「いかなる吸収統一もしない」と公式に語られた
という点で、もう「北」という言葉を使う必要がないはずです。
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■「時代が違う」という主張が間違っている理由
・「あの時代なら許された」は、現代では通じない
・有名なのはコロンブスや「風と共に去りぬ」への再評価(批判)
・そもそも、現代のアフリカ・中南米・東南アジアなどの問題は、全て欧米が撒いた種である
・先に種を撒いた欧米が、十分に豊かになった後モラルを持ち出し、東側やグローバルサウスだけを批判するのはおかしい
(しかも、最近はアメリカが堂々と国際法を無視し始めた)
・日本は欧米ほど広範囲にひどい種は撒いていないが、朝鮮・中国・韓国には撒いている
・「その分インフラを整備した」という主張もあるが、人間関係は「相手がどう受け取っているか」が全てである
・対話をしたい相手が、自分と違う受け取り方をしているなら、歩み寄らなければいけない
■参考記事
(もっとありますが、一部)
・【速報】金与正氏「国家指導部が顔合わせることはない」高市首相が日朝首脳会談に意欲
https://news.yahoo.co.jp/articles/4ea058ddc53de87f37b4aa5c15f599fab3d6f5e1
・拉致問題の即時解決、トランプ氏から「全面的な支持」得る…
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20260320-GYT1T00350/
・ホワイトハウスが北朝鮮を「DPRK」と表記した理由とは
https://japan.hani.co.kr/arti/politics/39072.html
・wiki「日本の戦争賠償と戦後補償」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E6%88%A6%E4%BA%89%E8%B3%A0%E5%84%9F%E3%81%A8%E6%88%A6%E5%BE%8C%E8%A3%9C%E5%84%9F

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