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金総書記のご発言「420キロ圏内の敵に不安与える」について

※朝鮮新報様の「地方発展20×10政策」と両方書かせて頂く予定でしたが、訓練の方が長くなったので、政策の方は明日の朝投稿させて頂きます。

●北朝鮮・金正恩総書記「420キロ圏内の敵に不安与える」…多連装ロケット訓練、娘と視察
https://news.yahoo.co.jp/articles/eac38b827bf1ad7dd0bf713c67f43428ddae3460

14日に金総書記がロケット砲の射撃訓練を視察されました(記事は今朝のものです)。
ポイントは金総書記の「この訓練は、420キロの射程圏内にいる敵対勢力に不安を与え、戦術核兵器の破壊的威力を理解させるものだ」というお言葉です。

▼「420km」の意味

420kmとは添付の図のように「韓国がすべて含まれる範囲」です。
日本は離島も含めて全く含まれません。

当然ですが、中露に対してわざわざこうした断りを入れる必要はありません。
配慮する相手は日本かアメリカですが、今回はアメリカではないはずです。

というのは、2月下旬の党大会でも、以下のように「アメリカには最強硬姿勢を取る」と強調しているためです。
「米国との対決に万般にわたって準備し、最強硬姿勢を変わらない対米政策基調として確固と堅持する」
https://chosonsinbo.com/jp/2026/03/05sk-28/

その上、今はバンス副大統領すら距離を置くイラン戦争をアメリカが一方的に起こしており、朝鮮も強く批判しています。
この状況で、上のような言葉でアメリカに配慮するのは不自然です。

https://www.cnn.co.jp/usa/35245059.html

となると、消去法で「日本に配慮した」と考えるべきかと思います。
私に専門家の先生方のような知識はありませんが、おそらくこの見方で合っているのではないかと考えております。

▼「不安を与える」の意味
1カ月半ほど前、金総書記がミサイル等の視察をされた時に「地政学的な敵に不安を与える」とおっしゃったことがありました。
(この言葉は当時ニュースの見出しにもなっていたので、すぐ出てくると思ったのですが、検索しても出てきませんでした。しかし、このお言葉は間違いなくありました)

今回あらためて「不安を与える」という単語を使われたのは、前回のお言葉も「日本向けではない」ということを、暗に伝えられている可能性がある、と考えております。
前回は「地政学的な敵」ということで、言葉だけ見れば日本も含まれていました。

上記の通り、今回の金総書記のご発言は「日本に対する融和姿勢の現れ」と見て良いはずです。
この見方が正しかったことは、あと数ヶ月もすればわかると、考えております。

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