目次
PとJK
- 功太とカコのキャラが両方素晴らしい。特に功太が警察官としてのモラルを完璧に守っているのが良い
- ラストに功太が「あれは警察官として質問したわけじゃない」と、自分の気持ちをほのめかしつつ、「市民の安全を守らねばならないので失礼します!」で言い逃げするシーンがとても良い
- ピンチを功太に助けられた後のカコのモノローグの「早く大人になりたいなぁ~ちゃんと隣に並べるような」の部分も素晴らしい
- 全体的にギャグが面白く絵も表情豊かで綺麗
意味がわかると怖い4コマ
- コンセプトが素晴らしい。1つ目の「事故」は「事故が起こらなくなったのは、守ってくれているからではなく~」という真相が面白い。
- 2つ目の連続殺人は、片方だけ「5人目を殺したのは誰なのか」を気にしており、彼女がそれまで4人を殺した、というのが面白い。
- 3つ目の「もったいない」は「この崖で自殺した人は一人もいません」が「止めた」の意味ではなく「全部自分が殺した=全部他殺」というのが面白い。
- 全てこの調子で「なるほど」と思える4コマが続く
緋弾のアリア
- 武力を用いる探偵「武偵」を育てる学校で「東京武偵高校」という設定が面白い
- 主人公はあまり戦いたくないので探偵科に所属していたが、強襲科のアリアと出会ったことで、次々に戦いに巻き込まれていく、という内容
- 独自の設定の「ヒステリアモード」も面白い。これは女性との接触などで性的に興奮すると発動するモードで、能力が通常の30倍になり、口調がキザになる、という内容が参考になる
100の魔石の大賢者
- 戦闘でなく生活用の「生活魔法」しか使えない主人公の少年が、洞窟で「喋る本」と出会い、運命を変えていく物語。
- 生活魔法は例えば「濡れた服がすぐ乾く」などで、生活では非常に役立つが戦闘では役立たない。これを今後戦闘に役立てる工夫が面白そう。
- 喋る本は、森の中に突然異空間が現れ、その中で見つける。
- 生活魔法でいかに戦うかが、個人的に最も重要な部分と感じる
忌み子と呼ばれた召喚士
- 黒髪と黒目が忌み子と呼ばれる世界で、召喚士になった主人公が活躍するストーリー
- 召喚士というのは自分で戦わず、召喚した魔人などに戦わせる専門のキャラ
- 精霊の中でも、精霊獣の姉妹がヒロインになると思われる
元傭兵団長大公家の三男に転生する~才能と家柄ですべてを蹂躙する最強貴族ライフ~
- 身分の低さのせいで出世えきず傭兵団長として死んだ主人公が、大貴族の息子として転生し、才能と家柄で無双するというストーリー
- 主人公を殺したのは貴族の総司令官で、貴族が逃げる際の盾になることを拒んだことで、殺される
- 転生して無双する作品はTOONの定番だが、そのテーマを「才能と家柄」にしている点が特徴
【報告】とある未解決事件について
- 記者の主人公が、10年前に起きた未解決事件の現場の豪邸が取り壊されると聞き、取材に向かう。取材で見つけた奇妙な写真を元に事件の真相を解き明かしていく―。というストーリー。
- 事件は「K市一家惨殺事件」で、両親と息子が殺されたもの。この息子が宿題などを使って残した暗号で、家庭教師が犯人だった説が浮上する
- 家庭教師に当たると、父親と不倫をしていたことがわかり、家庭教師は母親が犯人(つまり一家心中)と確信している
- というのが2巻までの内容で、2巻のラストで現場に主人公が行くと、巨大なハサミを持った人間が中にいた―。というところで終わる
- 先がわからないが、非常にスリリングで面白い
鈍色の箱の中で
- 分譲マンションを舞台にした、高校生たちの少し歪な恋愛ストーリー。にびいろの意味は真っ白(純愛)でも真っ黒(背徳的)でもない、ということ。
- マンションという閉鎖的な空間で全て進めることで、ただの恋愛ものにとどまらず、マンションに住む多くの人にとって心当たりのある悩みなどを盛り込めると感じる
- 実写ドラマ化しているが、舞台がほとんど動かずロケ費用が低コストな点でも、こうしたシナリオは実写にしやすい点もメリットと感じる
ミスミソウ
- 東京から閉鎖的な田舎に引っ越してきた中学生の女の子が、苛烈ないじめに遭うだけでなく、家への放火によって家族も殺されてしまう、というストーリー
- とにかく悲惨な鬱系のストーリーが好き、という読者には刺さると感じる
- 画鋲つきの上履きで殴るなどの描写がリアル。ただ、それで父親を殴った時点で、明らかにいじめを通り越して犯罪なので、父親が警察沙汰にしなかった理由がわからない
- こうした系統の漫画は「なぜ警察に行かないのか」が一番重要なテーマで、そこにリアリティを出せるとより多くの読者に刺さると感じる
バラバラ夫婦~手足をなくした夫はまだ生きていました~
- 主人公と夫はおしどり夫婦だったが、ある日主人公のミスで起きた交通事故で、夫が四肢を失い、いわゆるだるま状態になってしまう。それで主人公も夫も病み、夫婦関係がバラバラになっていく―という鬱系のストーリー。
- 交通事故に遭う流れが「主人公がいちごを落とす⇒よその子供がその苺を拾う⇒そこに車が突っ込む⇒主人公が助ける⇒その主人公と子供をまとめて夫が助ける」という風。ここがもう少しリアルだとさらに良かったと感じる。
- 「夫がいきなり四肢をなくす」というテーマが新鮮で素晴らしいと感じる
変なバイト見つけた
- 主人公が「事故物件に1ヶ月住むだけで20万円」というバイトに応募し、その家で生活する。その家は、3人家族が練炭で一家心中した家だった、という始まり
- 隣のおばあさんの「庭の大きな木の下を掘ってみて」というアドバイスに従って掘ると、子供の絵日記が出てくる。この絵日記で母親以外の女性を見つけ、事件の真相が書かれていそうと感じた主人公は、匿名掲示板に「変な日記見つけた」と書き込む。それを見て電車男のように集まった有志が、暗号を解読していく、というストーリー。
- 変な家と電車男を合わせたというべきストーリーで、発想が面白い。絵日記の暗号と推理も非常によくできている。
- 解読した結果「おばあちゃん!はん人っ!080-8313-25○○」という文字が出た(○○は指で隠れている)
- これと同時におばあさんがインターホンを押すところで第2巻が終わる
- この先次第だが、かなり面白いと感じる
パーフェクトグリッター
- 憧れのインフルエンサー・イチカからフォローされ、友達になった主人公・モモが、イチカと共に夢のような毎日を過ごす。しかし、ある日深夜にイチカから助けを求めるチャットと着信があり、起きて気づいたらイチカが飛び降り自殺をした後だった(?)という展開
- 気になって1巻拝読したが、イチカが何で助けを求めたのか、自殺したのかはわからなかった(誰かが自殺していることは、1話冒頭の絵からも間違いない)。
- この自殺の件と、イチカがモモに近づいてきた理由がうまく絡むと、非常に面白いストーリーになると感じる(今は全巻拝読する時間がないが)。
二人一組になってください
- 「二人一組になれなかったら死ぬ」というデスゲーム。発想が非常に面白い。
- 友達がいない生徒にとって「二人一組」は恐怖の言葉なので、それがホラーになるのが生々しくて良い
- また、主人公が転校前の学校でいじめられた原因が「二人一組でいつも余る子と組み続けた」という理由なのも面白い
幼児A 史上最年少殺人犯と呼ばれた男
- 幼児を殺人犯にする設定が斬新で面白い。
- ヒロインの生い立ちの走馬灯のような描写が特に素晴らしかった
- 普通に衝動的に、ルービックキューブで顔面を殴って殺すだけだったので、もっと「計画的に」「幼児だからできる完全犯罪で」行うと、さらに面白くなったと感じる
- 「変な家」は単独犯ではないものの、おそらくその条件を満たしている(まだ全巻拝読できていないが)
- 「幼児の体型だから入り込めるスペース」「幼児だから疑われないシチュエーション」などが鍵になると考える
ロードス島戦記:死霊の女王
- 韓国TOONで、絵が物凄く綺麗。今まで私が拝読した全てのTOONの中でベストだった(それほど沢山は拝読できていないが)。さすがロードス島戦記だけあると感じた
- 個人的には、戦いの黒幕となったネクトレラの「死霊魔術師」という職業名が面白かった。
- また、グールは東京喰種の前に「食屍鬼」という漢字があったことを本作で知った
ばらけいさま
- 「子供が参加できない奇祭に幼なじみと一緒に参加したことで、ばらけいさまに祟られる(おそらく)」というシナリオが面白い
- ばらけい様の特徴が「首のない像」というだけなので、もう少し尖った特徴があるとより理想的と感じる
- ばらけい様が幼なじみの男子に乗り移り、邪悪な顔になっている時が特に良い
呪物少女―イジメには仕返しを―
- いじめだけでなく祖母を殺したいじめグループに対して、主人公の女子高生が呪物を使って復讐するという内容
- 絵は日本の先生でシナリオは韓国の先生。呪物を使って仕返しというのは面白いが、祖母を殺したのは明らかに殺人罪で、警察が動かないのはおかしい。「残念ですがそれだけで事件の立証は―」というコマが小さくあるが、高校生数人で完全犯罪などできるわけがない。
- やるのであれば「上級国民なので裁けない」とか、主人公の方で「少年法でどうせ守られるから」という理由にすべき
- 絵は完璧で、シナリオも上記の部分以外は素晴らしいと感じる
10年越しの復讐
- 主人公は10年間植物状態だったが、奇跡的に目を覚ます。記憶がなかったが、ある日病院で暴れるヤンキーを見て、10年前の記憶が蘇る。
- 主人公は10年前に壮絶な監禁集団暴行を受けており、その様子がルポ漫画のようにリアルに描かれる。「女子高生コンクリート詰め殺人事件」を連想させる内容で、ルポ漫画やアダルト漫画以外で、ここまで過激な内容は初めて見た。
- それで記憶を取り戻した主人公は、男たちに復讐を果たしていく、という内容
君がトクベツ
- 中学時代のトラウマからイケメンを呪うようになった陰キャJKが主人公。その主人公の家の定食屋に、国民的アイドルグループのトップがおしのびで通うようになる、というストーリー
- まずトラウマのときのイケメンのクズ描写が良く「確かにトラウマになるわ」と読者が納得する
- 逆にアイドルのこうたの良い人の描写もしっかりされており「これならトラウマも解ける」と納得できるのが良い
- 全体的に画力が高く、ギャグもイケメンを呪うネタを中心に面白い
アナグラアメリ
- 主人公を含めた友達3人の「もののけ三人衆」のキャラが特に面白い
- ヒーロー役の幼なじみが中二の頃に主人公をからかったように見える描写は、実は主人公が別の一言を途中で言っていた―というのが後出しで出されるので、これは少し反則かもしれないと感じた(やるなら聞き取れない吹き出しなどを入れておくべき)。
- 「好きな人の名前を水色のペンでノート一冊分書けば両思いになる」というおまじないを中学の時に実践し、そのノートをラストでヒーロー役に見せて「中学の頃から好きだった」と証明するのが特に面白い。口で言うだけでなく「証拠」があるのが良いと感じる
僕らの恋は、計算通りにいかない
- 韓国TOONで、絵は非常に美しい。コマ割りも読みやすい。しかし、日本の漫画との決定的な差を感じた
- このタイトルだと、日本人はカップルのどちらかが何でも数学や物理、もしくはビジネスの計算に当てはめるのを想像する
- 実際、本作もそれをやろうとしたようで、思春期というワードに合わせて花の構造図を出したり、感情のままに行動して、という部分で心臓の図を出したりしているが、率直に申し上げて「惜しい」というレベルにも届いていない
- 絵はものすごく綺麗。日韓の漫画の一番の差は、やはりシナリオだと実感した
ダイエット・ウォリアー
- アイドルグループの中で一人太ってしまった主人公が、ダイエット番組に出演する。そこで痩せることには成功したものの、制作サイドの悪意のある編集のせいで、完全な悪役として復帰ライブに臨むことになる。そこで自分を叩く人々を想像して嘔吐してしまい、以後芸能の仕事がなくなり、無職の肥満女性として生きていたが、次のダイエット番組への挑戦を持ちかけられる―。という内容
- 一言でまとめにくいが、番組サイドの編集の内容がリアルで、特に面白かった。
- 韓国TOONで、特に序盤のメイン絵を中心に絵も綺麗で見やすい
君はアイスクリーム
- 1話を読む限り、相手役の男子はおそらく一定時間で記憶が消えてしまう
- なので、主人公と1日良い感じで過ごした後、その内容をスマホに記録していた(途中で倒れた。溶けた?)
- 「博士が愛した数式」を恋愛にしたような感じで、短編で特に面白くなると感じる
- 韓国TOONだが、この韓国の制服のデザインが可愛いとも感じた。絵もきれい
シックスハーフ
- 事故で記憶を失ったギャルの女子高生が、居場所を見つけられず悩むストーリー
- シックスハーフは靴のサイズで「記憶をなくしても同じ靴で歩いていく」という意味
- 主人公は妹や友達に嫌われているが、妹の回想では「ブスだから勉強するしかないんだー。ブスってホント惨めだねー」と言っており、確かに嫌われて当然と感じる
- 友達にも同様だったのか友達も見つけるなり「おめー、何でこんなトコいんだよ」という態度なので、主人公の性格は悪かった可能性がある(第1話ではまだわからない)
- 個人的に妹が特に面白そう
デリバリーシンデレラ
- 地味な女子大生が夜になるとシンデレラのように変身して、デリヘル嬢になるというストーリー
- 1話の時点ではまだどういう展開になるのかわからない
- 主人公が天真爛漫なキャラで、ギャグが面白い部分もあるのでギャグ路線かもしれない。絵がとても綺麗
豚の復讐
- ブタ顔という理由でいじめられて自殺した主人公が、異世界でオーク(豚の怪物)の集落になじみ、幸せな生活を送っていた。しかし、いじめっ子たちも勇者として転生してきて、そのオークたちや、主人公の彼女のオークも虐殺する。そこから復讐が始まる、というストーリー。
- いじめの被害者だけでなく、加害者も後から転生してくるというのが新しい
- 豚に似ている顔だから、異世界でオークに歓迎されるというのも面白い
カースト・SNS
- 全校生徒が学校管理のSNSを使わされる、という設定
- 最下位は公開処刑があることを作中で匂わせているが、本当にあるのか、その内容が何かがわからない
- カーストトップクラスと思われたギャルのエリカが、平凡な主人公に惚れ、いい感じになったところでエリカが最下位になって第1話が終わる
- ここから盛り上がるかもしれないが、SNSの特徴や、公開処刑の内容など、もう少し世界観がわかる情報があると更に良かったとも感じる
失踪HOLIDAY
- 大金持ちの一人娘の主人公が、仲の悪い義母を追い出すために狂言誘拐をするサスペンスコメディ。
- ギャグが面白く、主人公のキャラが明るいので、序盤は義母ともむしろ仲が良く見える。
- その後、使用人の一人の部屋にかくまってもらって生活し、失踪しても家族がそれほど心配していないので、狂言誘拐に切り替える
- カードの履歴などで使用人がかくまっていることがバレるはずなど、ツッコミどころもあるが、ギャグと主人公のキャラ、画力が非常に優れていると感じる
adabana―徒花―
- 山形県の田舎の女子高生が、親友を殺して手首だけ(多分)を切断して持ち帰り、その後に自首する場面から始まる。
- その後の取り調べで、親友の前に自分を襲ってきた親友の父親を殺し、親友と一緒に井戸の中に落として隠したことを供述する。この時警察が「あなたはもう1人殺したっていうんですか?」と尋ね、主人公が「あ、はい」というのが印象的(父親は眼中になかった)
- そこから主人公を殺した理由、手首を切断した理由は一話ではわからないが続きが気になる。絵も非常に綺麗
ふゆのともだち
- 父親が無職で母親とともにDVに遭っている小学生の男子が主人公。その主人公がある日、自分の秘密基地で謎の大きな卵を見つける。
- それが孵化したら黒い鳥になり、クロ助と名付ける。育てていたら父親に見つかり、かばう主人公を殴る父親を見て、クロ助が巨大化して父親を呑み込む(おそらくそのまま死亡)。そして母親が帰ってくるところで1話が終わり。
- そこからどうなるかわからないが、展開がわかりやすくクロ助も可愛い。また、DV父親は明らかに不快なキャラなので、早々にいなくなるのも読者には気持ちの良い展開と感じる
絶叫学級 転生
- 毎回1話読切のホラー短編で、りぼん系の絵が可愛い。絵柄のおかげで怖くないがストーリーが面白い。
- 初回は「彼氏ができるかも?」と書かれているキットでぬいぐるみを作ったら、そのぬいぐるみが彼氏として登場した。縫い目もあるが周囲には見えていない
- 夜はぬいぐるみに戻り、夜のうちに手直しすると外見が変わるので、主人公はどんどん手直ししたが満足しない
- やがてぬいぐるみが自分で手直しし、イケメンになる。主人公は喜ぶが「今度はひまりの番だよ」と、ひまりの顔をはさみで切るシーンで終わる。この一連のアイディアが非常に面白かった
カリスマ
- 宗教に洗脳された母親に、まともな父親と息子(主人公)が振り回され、おそらくさらに泥沼にハマっていく物語
- 学校で節分の豆まきをしていたら、教義に反するという理由で乱入して止めに来て主人公を叩くなど、母親の狂った描写が素晴らしい
- 家での食事も教義により豆だけで、父親が鳩の餌と怒っているのも良い
不安の種
- 怪談のネタ集めに非常に良い。第1話は学校の怪談をそれぞれ数Pの短さで効果的に紹介している
- 3つ目の「動かない足音」(名前は私が今考えた)が特に怖い。夕暮れの教室にいると、廊下で足音が聴こえるが、それが遠ざかりも近づきもせず、ずっと同じ音量で聞こえている。で、ドアを開けるとそこにいる。これは絵で見ると本当に怖い
- 4つ目の「体育館出入り口ワキの姿見は、たった2Pなのに怖い。絶対見ないようにしている男子の横で、姿見に移った幽霊の顔(男子の顔が異常に映っているもの)がある
蜜葬~mitsusou~
- ギリギリの生活をしていた派遣女子がパパ活を始め、それとは別のストーカーに(おそらく)狙われるストーリー
- ラーメン屋の店員がストーカーだが、主人公のカウンターに料理を置く時、髪の毛の匂いをかぐ描写がリアルで怖い
- また、主人公が使ったコップを持ち帰り、日付などを記録しているのも怖い。ストーカーの描写がこの先もとことんリアルだろうと感じる
奇習愛
- 恋愛や結婚に関する架空の「奇習」を読切で紹介していく形式が面白い
- 1話の「強制カップリング神社」は、双方の親の合意で神社のお堂に男女を閉じ込め、セックスしたら解放するというもの(おそらく本人たちにそのルールは教えない)
- 終わった後で主人公がそれを教えられ、激怒するかと思ったら「人生で初めて理想をかなぐり捨てられた」と考える。
- ナレーションは「日頃どんな理想を掲げていても、命の危機にさらされれば、人は皆、生きているこの瞬間に感謝し、どこまでも謙虚になれるのでしょう」と書く。この部分が深いしその通りだと思う。
- 最後の主人公(この回限り)の台詞「夢ばかり見せてくる今の情報社会の方よっぽどイカレてるのよ…」は、確かにそうだと思う。
歌舞伎町モラトリアム
- 失恋し、進路にも悩んでいる大学2年女子の主人公が、友達に誘われてホストクラブに行き、ハマっていくストーリー
- 絵が綺麗かつ日本人の先生なので、TOONに慣れていない人でも読みやすい
- お客が呼ぶ友達などを「枝」と呼ぶなど、ホスト用語がわかるのも面白い
救世のアルル
- 世界各地から強者が集まり、勝つと勇者の称号を得られる『勇者戦挙』が舞台。
- ということは主人公はこれに参加するのかといったら、魔物なので参加しないという設定で、少々わかりづらい。
- 魔力を原動力として武器や家電など様々な用途に使える『魔器』とう道具がある、という設定は面白い。
おやすみストレイシープ
- 「睡眠売買アプリ」という発想が素晴らしい。
- 睡眠時間を買って1日の時間を増やせるわけではなく「自分が寝た時間、買い手も寝る」というもの
- つまり不眠症で悩む人が買い、ぐっすり眠れる人が売る。これだけでもかなりの需要があり面白い
- 「ぜひ買いたいです」という相手からの返信が来た後の、主人公の「お前もいいのか俺で…」など、さりげないギャグが面白い
恋空~切ナイ恋物語~
- 歴代の大ヒット小説の中でも、おそらく最も賛否両論のある作品の一つである『恋空』のコミック版。
- 2021年連載スタートということで絵や演出が新しく、恋空のいわゆる「はちゃめちゃな展開」が抑えられているため、こちらの方が現代なら確実に良作と感じる。
- 通常の少女漫画に比べて台詞だけのコマがやや多い印象だが、それがケータイ小説っぽい雰囲気を醸し出すという利点も感じる
悪人の条件
- 弱みを握られた7人が山奥の古い洋館に集まり、強制的に誘拐をやらされる物語。
- 主犯は「ダンテ」を名乗っており、壁の鏡の中にルネサンス期の像のような顔が出てくる演出が良い
- 1話の時点では、素直に7人が集まったことに違和感がある。断れないような弱みだとこれから解るかも知れないが、そのくらいの弱みというのが1話でわかるとより良いと感じた
トウ狂女子図鑑~普通じゃ足りない私たち~
- 芸能人が集まる飲み会に参加した普通の女の子が、アイドルグループの男性に食われるストーリー。
- おおむね世間のイメージ通りの内容だが、高い画力の漫画で見るとよりリアルに感じる
- こういう飲み会の延長で、勘違いした芸能人の男性が不同意性交などの問題を起こすのは、起こるべくして起こることと感じられた(女性に非があるというわけでなく)
203号室
- 同じアパートの隣の部屋に奇妙な中年女性が住んでおり、大学生の主人公のストーカーになる物語
- かわいい系の絵で、女性もところどころかわいいお化けのような顔をしているので、妖怪か何かに設定すれば、より面白かったかもしれない
- 女性の部屋がゴミ屋敷だったり、主人公の郵便物を勝手に抜いて届けてきたり、などの描写が良い
種落とし村~掟は強制ハーレム~
- 女性しかいない村で、訪れた男性を「カミカクシ男」として、子種を得るために使うという設定が面白い
- 主人公は彼女とドライブデートをしていたが、道に迷いこの村に来たところで、綺麗なお姉さんから自分の旅館に泊まるよう言われる、という流れもわかりやすい
- 漫画なので当たり前だが村の女性は全員美人。完全エロ系っぽいタイトルだが、エロシーンは意外にない
オンナムラ
- 昔から「ある商品」の売買で繁栄している女和村(オンナムラ)で生き残る物語。主人公の女子大生たちはモニターツアーに応募してこの村に来た
- タイトルのイメージに反してエロ描写はほとんどない。代わりに村人の「キモイ描写」は多くある
- ある商品がただの人身売買だったら普通なので、何か作っていると思われる。最も権力のある家が「生壁家」というのがヒントになりそう。
老人島
- いわゆる姥捨て島のストーリー。こうした「○○島」のストーリーは、到着早々に「その島のやばい生き物や人間」が登場するが、本作もすぐ老人たちが登場する
- それが「全員歯が真っ黒、耳が遠い、喋るのに時間がかかる、おならをする」などお年寄り特有の行動になり、不気味さの演出とギャグを兼ねている。
- 序盤から早速多数の死者が出て、老人たちの武力が非常に高いことがわかる
死重奏―カルテット―
- 「脳力者」というネーミングが良い。要は「能力者」と同じだが、名前が違い「脳力」という能力名が登場するだけでもオリジナリティがかなり出てくる
- 最初の敵の脳力は「超握力」というのも良い。ひたすら握力で勝負してくる展開になると思われる。何かを握りつぶして即席の弾丸や鉄球を作る、なんてこともできると思う
- 白黒のTOONが新鮮で画力も高い
殺人鬼狩り
- タイトルだけ見ると「また警察が裁けない悪人を民間で裁く話か」と思う人が多いと思うが、少し違って面白い
- 本作では天才的な能力を持つ美少女殺人鬼が、警察に雇われている
- 殺人鬼たちが収容されている刑務所から大脱走が起きたので、警察とこの少女(殺人鬼狩り)が動くという設定が面白い
間引き島~社会不適合者たちのデスバトル~
- サバイバル系では珍しく、主人公もヒロインも両方女性。最初主人公になりそうだった男は実は悪人で、すぐ豹変して最初の敵キャラになる展開が面白い
- タイトル通り社会不適合者を処分するための島で、定員は100人。誰か追加される度にその人数分殺す必要がある(死ななかった場合、週末に管理局が殺す)という設定がわかりやすい
- 女性同士で組む理由が「男はすぐ邪な考えを起こすから」というのも、確かにそうと思う。男性に勝てる力があるヒロインなら、女性だけと組む方が良い
巨蟲大戦
- 北海道で巨大な虫が大量発生するアニマルパニック物。巨蟲のデザインが良い
- 北海道というのも、この巨大な虫たちが育ったこと、隠れていたことに説得力がある
- 虫が襲ってくるだけだと普通なので、倒す方法やチームなどに新しさがあると良いと感じた
監禁王
- 主人公はいじめられっ子だったが、ある日突然悪魔が現れ「何もない空間に部屋を作り出す能力」を授かる。その部屋にいじめっ子たちを監禁していく、というストーリー。
- LINE漫画の3話までの内容ではエロがメインだが、ギャグも面白い
- 特に悪魔のリリの語尾が「デビ」だが、これはキャラ付けで、怒った時などは普通の口調になるのが良い
ガンニバル
- 食人の因習が残る村に住むことになった駐在員が、おそらく村人と戦う物語。
- 村の排他的な空気と食人の恐怖を融合させるシナリオ・演出が素晴らしい
- 特にけいすけの弟が銃を撃ってくる時の緊迫感と、誤解が解けた後に鳥を撃ったときの格好良さが良い
メ・シ・ベ
- ルームシェアしている女友達が、婚活パーティーで出会った男に拉致され監禁されている―というところから始まるストーリー
- 女性に対する性的虐待の描写もあり、そうした描写を好む読者に刺さる作品と感じる
- 結婚相談所のフロントで主人公が相談する時、スタッフさんが特別に調べて情報を教えてくれる描写が良い
細菌少女
- 13歳になるまで石鹸で体を洗ってはいけない、という謎の風習を持つ田舎に引っ越してしまった小学生の女の子の物語
- それだけでなく、この村では1日3回、何の薬かわからない薬を子供たちが飲んでいる、という設定も面白い
- 主人公を中心に静止画の女の子の絵が非常に可愛い。
PIEN―黄色の殺人鬼―
- ぴえんの絵文字の顔で、全身が黄色のマッチョの「ぴえんの男」が大量発生し、人を殺しまくるストーリー
- コンセプトがわかりやすいし、声が常にぴえんなのも可愛い
- 主人公が演劇部で殺陣をやっていたので刀をある程度使える、という設定も良い
不死と罰
- 昔殺人を犯し、それをネットで知られている少年が、何の仕事をしても続かず、ママ活をしているところからスタートする
- お相手の女性がいかにもな中年女性で、主人公がシャワーを浴びている間にお金を盗んでいく描写も良い
- そこからゾンビパニックが始まり、ゾンビの集団にドアを叩かれている時、主人公が興奮して勃起している場面が強烈で素晴らしい
横浜線ドッペルゲンガー
- 冤罪で死刑になった彫刻家が事件前(11年前)にタイムスリップし、昔の自分と会う。そして、事件を止めつつ真犯人に復讐するというストーリー
- 剣崎が本当に自分だと気づいた理由が彫刻なのが良い。11年後の自分を待っている間、現在の剣崎が作った彫刻の続きを見て「マネしようったってできない…」と気づくのが良い
- 若い看守が剣崎の大ファンなのも良い。序盤で剣崎が大きな音を出したのが、実は粘土のためというギャグも良い。(看守は真犯人説がある)
アイアムアヒーロー
- だいぶ前にかなり先まで拝読したが、あらためて独特の空気感が素晴らしい。
- 序盤は日常生活パートというのは覚えていたが、あらためてずっと日常生活だったことに驚いた。
- マンションの鍵を1回かけるだけで1P丸々(4コマ)使い、その後出かけて、心配になって戻ってきて確認して、もう一度出かけるまで、合計3Pである
- 読み直しでも、やはり一話だけでは全然足りないタイプの名作なので、後日しっかりまとめ読みで拝読したいと思う
髑髏は闇夜に動き出す
- いじめで一人息子を失った母親が認知症で入院した。父親(夫)が妻の日記を見ると、彼女がいじめっ子たちにした復讐(殺人)の記録が残されていた、というシナリオが面白い
- いじめからの復讐は山のようにあるが「もう復讐済み』という作品はめったになく、フリーレンのような後日譚というのが新鮮
- おそらくこのまま「妻の日記からの回想」という形で進み、たまに現在の夫の言動を混ぜると思う(それが一番面白いと思う)
間違いから恋になるのはアリですか?
- 仲良しの男女4人組で遊んでいて、主人公が好きな隼人は家主だから自分の寝室で寝ているので、その寝室に入って告白したら、隼人でなくもう一人のヒロが寝ていて、ヒロを好きなのだと勘違いされてしまった、という始まり
- で、そのヒロがメガネを外したらイケメンなことに気づいたり、徐々に恋に落ちていく、という展開がわかりやすく面白い
- うまく描かないと勘違いしている時のヒロがストーカーっぽくなってしまうが、画力が高いので勘違い中も良い人の印象を保てていると感じる
モトサヤ
- 中3で付き合った彼氏が「1週間以内にキスできるか」を友だちと賭けていて、キスした瞬間にそれがわかり別れた―というのがトラウマになっている主人公の物語。
- その彼氏が、ラストの合コンで現れて終わる展開が面白い
- 全体的にギャグが面白い。「開き直ったね」「まあぶっちゃけそうは思わないけど!」などのコマが特に笑える
好きを私にください
- 親の再婚で一緒に暮らしている、義理の兄に恋している女の子の物語
- 「女の子なら誰だって 心の中の『好き』って場所には ひとりの男の子がいるはず」で1話が始まり、2話のラストでもう一度繰り返した後「私の中にいる人の名は『北川海斗』」の言葉で締めるのが良い
- 少女漫画はこうした反復の詩のような台詞・モノローグの使い方が綺麗だとあらためて感じる
初恋。あと3cmのキョリ
- ヒーロー役の柏木のキャラが非常に良い。まず、主人公にクレープをおごっておいて、自分もさりげなく一口食べるのが良い(イケメンに限るの究極例だが)
- 雑誌のカップルインタビューが声をかけてきたものの「女の子が野暮ったいからカップルではない」とヒソヒソ話しているのを見て、柏木が嘘をつきまくりつつインタビューに答えるのが良い
- (メガネを取ったら取ったで―)と眼鏡を外して髪をおろして、一瞬で主人公を可愛くしてインタビュアーたちに見せる場面も素晴らしい
きらめきのライオンボーイ
- 少女漫画のヒーローの「星さま」に夢中な主人公の前に、星さまそっくりの相手役が現れる、というストーリー
- 星さまについて主人公が「この中に出てくるヒーローが、中条君に似てて…」と語った後の(中略)「じゃあ、嬉しい」の台詞が良い
- 「まんがの中のヒーローは、私を傷つけたりしないから」という主人公に対して、中条が「じゃあ、俺がそれになる」という台詞も素晴らしい
非モテの疑問に答える本
- 面白い。主人公は本を買ったつもりが、アマゾンでポチった瞬間、表紙通りの美少女が自宅に来る
- 美少女はその本そのもので、いわば概念(触れることは可能)。で、ズバズバいうキャラが良い
- 「いたとてそれは実家の母」や「少し触れたくらいで好きなんてないです」などの台詞が特に良い
マスティマ・ガール・コンプレックス
- ギャグ顔が非常に面白い。特に「いつもありがとうね!」のコマの絵がいい。
- 彼氏のスマホで、元カノ宛のメッセージを見つけた瞬間、バトルで相手を突き刺す時のようなスピード感のある線になっている。この表現は少なくとも自分は初めて拝見した。
- それ以外でも、序盤の「それって…」のコマで急にブサ顔になるのも面白い
あなたのいいねがなくても―SNSの天国と地獄―
- インフルエンサーの生活や知識をリアルに感じられる内容が良い。隠れメンションは初めて知った
- 最後の「こりゃ買ってるね、フォロワー」で、次回の主要テーマはフォロワー購入とわかる引きも良い
- 読者やユーザーの喜びを第一に考えることは重要だが、そのための大きなゴール(漫画なら「こういうタイプの名作を描く」など)を先に見つけていないと、目先の反応に振り回されしまうと、あらためて感じた
ブスの一生
- 身につまされる内容だった。リアルでも漫画でも、容姿いじりは絶対にNGだとあらためて実感した。
- 一昔までの漫画は、(漫画の中で顔が悪いといわれるタイプの)女性を使ってギャグをやることがしばしばあったが、少なくとも自分はこれはNGと肝に命じようと考えた。
- 2話ラストの「他の女の子への『可愛い』は私に向けた『ブス』だ」という言葉は、誰でも他人が褒められている時に似たことを考えると思うので、主人公や外見の話に限ったことではないと思う。と同時に、人を褒めるのは難しいことだとも、あらためて感じた
かつて買われた私たち
- 以前パパ活をしていた女性が、昔のパパ活仲間の女性から、結婚相手の彼氏にバラされそうになるストーリー
- このタイプのストーリーは読者が感情移入できるよう、主人公を「まともな感覚」にする必要があり、本作もそれに沿っている
- 後、できるだけ「主人公は悪人でない」とアピールするため、買う側を悪く描写する必要がある
- 最初から怪しいパパだと「主人公の自業自得」になるので、今回は「超紳士で、父親のいない主人公の父親がわり(精神的に)になってくれそうな人」から始めて、体を求めるところから変わる、という演出をしていた(この工夫が優れていると感じた)
飲み会に行くだけの簡単なお仕事です。
- まずタイトルがいい。今の御時世ならギャラ飲みのことだとすぐわかるし、主人公がこの世界に入る流れが、この一言で表現されている
- 主人公と彼氏の好感度が高いので、ギャラ飲みという文化に抵抗がある人も読みやすい
- これからトラブルの原因になるだろう、現場にいたイケメンが、初日は良い話で主人公の心を掴む展開もリアリティがあって良い
依存~女たちは愛を奪い合う~
- 歳が離れた夫が病気で倒れて自宅にいなくなり、会社の女性が住み込みでのサポートに来る
- そして、その女性と一緒に、若い頃の夫にそっくりで、夫と同じ苗字の少年が来る―という内容
- この第1話だけではまだどうなるかわからないが、恐らく少年は夫の息子で「奪い合う」というタイトル通り、色々トラブルが起きると思われる。絵が非常に綺麗でTOON慣れしていなくても読みやすい
ライフトレード~主婦とキャバ嬢の交換人生~
- タイトルだけ見ると平凡な入れ替わり物のイメージだが、おそらくそのイメージより面白い
- キャバ嬢は「顔は完璧だけど性格がきつすぎるのが欠点」、主婦は「理想の生活だけど気弱すぎて夫のモラハラに悩んでいる」という状況
- 二人の中身が入れ替わると、キャバ嬢の方は「理想のキャスト」になり、主婦の方は「理想の生活」になる(夫にも理想かはわからないが)。この設定が面白い
良いこと悪いこと
- 小学校の卒業生が30代になってタイムカプセルを掘り起こしたら、卒アルのうち6人の顔が塗りつぶされていた
- そして、アルバムにかかれている「みんなの夢」になぞらえて、同級生たちが不審死していく―というストーリーが面白い
- 基本設定に加え、22年ぶりに再会した同級生たちの会話のリアリティも良い(元が実写のヒットドラマだけある)
シンダヒト
- 昔主人公たちはシェアハウス「S」に住んでいた。Sには8人住んでいたが、1人が転落死し、シェアハウスも解散した
- しかし、久しぶりにSのメンバーが集まったら8人いた。そして、誰が死んだのか誰も思い出せない。「シンダヒト」が1人混ざっている―というあらすじが面白い
- 思い出せない理由はただの心霊現象でも良いが、そこに「なるほど」と思う理由があると、劇的に面白くなると感じる
ヴンダーカンマー
- タイトルは「驚異の部屋」という意味で、忠誠ヨーロッパの貴族や学者が、珍品を集めて作った部屋のこと。そこに赤ちゃんのホルマリン漬けもあった、というのが勉強になった
- 主人公の祖母がいつもする説教の後半が聞き取れなかった、という主人公が張る伏線が興味深い
- 犯罪被害者ということで田舎だと人前に出しにくいため、毎週のようにある法事で主人公がいつも隠されていた、といいうのもリアリティがあった
カブリモンテラー
- 街に出没する「かぶりものJK」に怖い話をするといいことがあるという伝説。そのいいことのため、JKを見つけた人たちが彼女に話す「怖い話」を毎回漫画で描く、という内容
- オチが面白い。たとえば親から100万円をもらい「社会を学ぶ体験をしろ」と言われたA子が、10万円や30万円などの条件で、クラスメイトたちに焼印をしていく。それで人間の愚かさを学んだ、という内容。
- ―を話したら、A子から電話がかかってきて「1000万円手に入れたんだけど、いくらでなら焼印する…?」と聞かれ「イイコトって―これ!?」というモノローグで終わる。少しホラーでシュールなギャグで終わるのが良い(言葉だと説明しにくいが)
ドアD
- 毎回部屋にドアがあり、そのドアを開けるために1つのゲームをする。それで1人が死んだら次に行ける、という内容がわかりやすい
- 展開がスムーズでスイスイ読める。最初すぐ死ぬと思われたおじさんが、ヒロイン?と共に最後まで生き残るのは意外だった
- また、2番目の溺死のパートは運でなく、無呼吸で耐えられる時間で決まるというのも、意外性があってよかった
親指さがし
- 親指さがしは作中の怪談で、主人公たちが7年前、小学生だった時に実際に試したもの。結果、ヒロインが消滅してしまった
- そのヒロインを、大学生になった主人公が、当時の仲間たちと一緒にもう一度探し始めるが、そこから惨劇に巻き込まれていく―という内容
- 主人公がヒロインに指輪を渡し「大人になった時のために大きめに作った」ので親指にはめていた、というエピソードも良い
現代を生きる童話少女
- 発想が面白い。最初の「マッチングアプリの少女」のアイディアが良い
- 終盤でホテルの一室で監禁されて売春をさせられている少女たちが登場するが、マッチ売りの少女がここのNo.1だったとラストでわかるオチが良い
- それまでは初めて家出した女の子が年齢を偽ってアプリを使い、いろいろあって半グレに騙されて連れていかれたように見えるが、実は半グレはスタッフだったというオチが面白い
きみは四葉のクローバー
- いじめや家庭の問題に耐えかねて(多分)自殺した幼なじみの男子を助けるため、ヒロインの四葉がタイムリープしてくるストーリー(多分)
- 男子の宇一が子供の頃の「獣医になる」という約束を守るため、過酷な環境でもトップの成績を維持している点に好感を持てる
- ここから四葉がいじめなどの問題をどう解決するかが楽しみ
撲殺ピンク~性犯罪者処刑人~
- 「撲殺ピンク」という語感が良い。これだけだと内容が伝わらないので、サブタイトルを具体的にしたと推察する
- 冒頭の「奴らは繰り返す」の言葉は、多くの人が思っていることだと思う
- ヒロインの愛が、家族からずっと性的虐待を受けていたという過去も、この仕事をする説得力に繋がっている
ギフト±
- 飛び降りようとしているいじめられっ子を主人公が助ける時、引き上げるのでなく横に投げ、木に落として脚の骨折で済ませる、という展開が良かった(主人公もJKなので引き上げるのは無理)
- 闇医者の臓器移植の描写がとても良い。日本ではドナーが10年以上見つからず、海外では高額でできないという患者が頼るという設定もリアリティがある
- 腎臓をきびだんごと呼ぶ点や、主人公が現行犯の犯罪者を殺してそれを調達するのも面白い
ゾゾゾ変
- 心霊系で日本一の人気を誇るYouTubeチャンネル『ゾゾゾ』の漫画版
- 現実の映像・出来事を漫画にしているので、会話も含めてリアリティが凄い
- 最後の語りで、無事に見つかった落合さんが、一人だけ異世界に飛ばされていたような可能性が示唆される(20分探していた皆さんと会わなかった、7回かけた電話の着信が残っていないなど)
- ここが漫画のオリジナルかはわからないが、オリジナルなら「YouTubeのコミカライズで、いかに漫画として面白い結末にするか」という一つの参考になると感じる
人怖 恐怖が潜む人間の深淵
- 社会の暗部を知り尽くすジャーナリスト・村田らむ先生原作のルポ漫画。村田先生が取材の中で出会った狂気に満ちた人々のエピソードが語られている
- 人怖とは「普段まともな人間の中に潜む狂気による恐怖」である
- 「そろそろ死にそうなホームレス」を探しているテレビマン、ハムスター殺しが趣味の女性の知り合いなどが登場する
- 女性の方は、数年前の札幌の医師の娘の殺人・死体遺棄事件を見ても思ったが、おそらく先天的にこういう人なのだと思った(長くなるので割愛)
ヒッチ・ハイク~溺れる箱舟~
- ヒッチハイクで乗せた男が極悪の犯罪者だった(見た目は普通)という設定がわかりやすい
- ガソリンスタンドでSOSを求める時、給油口に血で書くという演出が良かった
- 最初の車の止め方が鍵になるが、突然飛び出して強引に止めて、ひたすら平謝りするというのも、現実で成功する可能性が、何割かある方法だと感じた(ただ、成功するまでに死ぬリスクもあると思う)
佐藤さん
- 誰も会ったことがない幻の殺し屋『佐藤さん』が、おそらくヤクザなどに限定して殺していくホラー
- 佐藤さんはおそらくモンスターで、大きめのダンボール1箱に体を折り曲げて、かなりの長時間潜むことができる
- 初回の被害者は、佐藤さんがいつも座るレストランの予約席を横取りしたことで殺された(理不尽だが怪物なのでOK)
- 電話の「その席譲ってくれませんか~」の声が怖くて良い
ドールハウス
- 2025年に大ヒットした同名映画のコミカライズ
- 子供だけで留守番させていた時に、子供たちがかくれんぼをし、ドラム式洗濯機に隠れ(おそらくその後寝た)娘に気づかず、洗濯機を回して死なせてしまった―。という不慮の事故で娘をなくした夫婦が主人公。
- 短時間の外出だったらよその子が自分の家に勝手に帰るはずはないし、洗濯機の中から扉をどんどん叩くはずなので、気づかず洗濯するのもありえない。
- なので、この死に方はかなり不自然なのだが、それでも映画が大ヒットしているのを見ると「シナリオは、細部が甘くても総合的に面白ければ良い」のだと実感する
- ただ、やはり引っかかる(娘の死をリアルに感じられない)ので、可能な限りこういう細部は完璧に詰めるべきと感じた(実写だと漫画以上に現実のことと感じやすいので、それでカバーできた部分もあると思う)
人間関係アディクション
- 主人公は一軍女子にくっついているコバンザメのようなポジションで、その心理描写がリアル
- 韓国TOONだが、日本人で同じ立場の女子でも、おおよそ同じようなことを考えていると感じる
- 最後に登場する転校生のハン・チヒョクは見た目と言動が不気味で、おそらくいじめなどのターゲットになると思われる
モブから始まる探索英雄譚
- 「世界中の地下に、突然無数の構造物=ダンジョンが出現した」という設定が面白い
- ゲームの世界や異世界でなく現実世界なので、当然ながら普通の高校生が行くと、最下級のゴブリンにも瞬殺される
- そういう一般人がすぐダンジョンで戦えるアイテムとして「サーヴァントカード」(召喚カード)を見つけることが、最初のカラーページで示されているので、ストーリーを理解しやすい
エリカふたたび
- オリジナルでは純粋に異常者・ストーカーという悪役だったエリカが、おそらく本作では正義側になる
- 精神科に通院してまともになり、普通の会社員として生活し、友達もできていたが、社内のいびりからエリカを守ったその友達が、同僚たちの知り合いのヤクザに暴行されて死んでしまう
- そしてエリカがおそらく復讐に乗り出すという展開で、ドロドロではあるものの、主人公が正義側というのが、前作との差別化にも繋がり良いと感じる
恨まれ屋
- クレーム対応や債権回収など、人から恨まれる仕事を代行する、という発想が面白い
- 初回の仕事でクレーマーが「ゴキブリ湯」を出すが、先輩がそれを飲み干した上で警告するのが格好良い
- 前半で主人公もラーメン屋への謝罪参りを続けてコラボOKを勝ち取る「恨まれ屋」に近い内容で活躍したが、それをなかったことにする上司の態度がリアルで良い。また、その活躍で恨まれ屋に拾われるのも良い
無法島
- 『自殺島』の前日譚。「死刑廃止論を意識し、試験的に流刑制度を復活させた」という設定が面白い
- 1話のラストの「今この島で人殺しでない人間はオレだけなんだ」という台詞で、主人公がこれからくぐり抜ける危機を想像でき面白い
- 続きを以前に拝読しているが、性犯罪被害者のヒロインが復讐のために磨いた剣の腕が、初回で発揮されるのも良い
東京闇虫
- 主人公が最初の運び屋の仕事をした直後に10万円を受け取った後の「世の中 不公平だよな」の台詞が素晴らしい
- 事務所がネットカフェの中にあるという、秘密基地感も面白い
- 「金のある奴が金を掴む」「この世は、不公平」の部分の文字と絵の表現が素晴らしい。スピードを上げて読んでも一番大事な部分がしっかり頭に入る
んば!
- 進撃の巨人のように農家の畑に襲いかかってくる、猿のような人間たちを撃退するバイト―に主人公が警備員として参加したところから始まる
- 家畜小屋に侵入した猿人間?たちを角に追い詰めて殴っている絵は場面は確かに残酷で、主人公が止める気持ちもわかる
- ただ、農家としても必要な防衛で、そもそも何で警察が動いていないのかなど、読者が疑問に思う点は多いと感じる。
- 主人公が猿人間の側のまともな少女に助けられ、おそらく猿人間として再生する展開が面白い
名探偵マーニー
- 更衣室の盗撮に使われたカメラが制服のボタンで、それを高さから割り出した、というところが面白い
- そのカメラが「親が娘を心配してつけた」というのは少々無理があると感じた(こうして更衣室を撮影してしまったりするのだから、娘に一言言っておくべき)
- その映像を送信する途中で誰かにキャッチされてネットにアップされた、というのは環境によってはあり得るので、この部分は面白いと感じた。
- 最後のモノローグが、寝ているマーニーが聞き流している授業の内容になる、というのが面白い
シカケドキ~15年考えた復讐計画~
- 主人公がいじめ被害を相談した時の先生の反応にリアリティがあって良い
- いじめの手口として、主人公が裸の亀甲縛りで、学校内を歩かされているシーンが特に勉強になる
- その後姉も被害に遭ったこととその内容から考えると、復讐に15年かかるのはよほどの理由が必要で、その理由が2話くらいまでにはわかるようにすると、より良いと感じた(3話でもわからなかった)
スマイリー
- 「笑顔をモットーとする危険な新興宗教にジャーナリストが潜入する」というあらすじが面白い
- それもただの潜入でなく、離婚した元妻がいるのをパンフレットで見て決意する、というのも良い
- 仲間や編集長の「心笑会だけはやめとけ」の台詞もスリルを高めて良い。実際の宗教の描写もリアルで素晴らしい
給料日のグルメ
- 給料日に月一の贅沢としてグルメを堪能する子持ちのサラリーマンの物語
- 孤独のグルメの給料日版というべきもので、給料日の分豪華な料理を食べる
- 初回のメインディッシュは2600円のエビフライで、2600円だと何が違うのかの味のレポートも(実際に食べないと当然わからないが)美味しさが伝わる描写で素晴らしい
- 主人公が普段から家族を大事にしており、奥さんの方からこの楽しみの復活を提案した、という流れも良い
悪いのは社会だ
- 生活保護の不正受給や口座貸しなどでお金を稼ぐクズ男に騙され続けた女性が、男を刺すところから始まるストーリー
- 作品情報を拝読する限り、おそらくその「女性がクズ男に騙されて落ちていく様子を描く」ストーリーだと考える
- 「悪いのは社会だ」というタイトルが関わるのは、女性の母親がシングルマザーで、度々男を連れ込むなどしており、そこに関係がありそう(シングルマザーがまともに生活できない社会が悪い、など)
- 全体的に絵が綺麗で読みやすい
彩子
- 呪いのAIアプリ・SAiKO(サイコ)が次々と惨劇を起こすホラー。コンセプトが非常にわかりやすい
- 流し読んでも「サイコというアプリがある」「AIで色々アドバイスをする」「そのアドバイスに従った女子たちが、次々に惨死している」というのがわかる
- ターゲットを殺す時、サイコが「さ、行こ…」というのも良い
朝食会
- 『善悪の屑』『外道の歌』に登場した組織『朝食会』の榎を主人公にしたスピンオフで、彼女がなぜ復讐代行を始めたかがわかる
- コメ欄でも指摘されている通り、犯罪被害にあった女子に対する周囲の扱いにあまりリアリティがないのと、メガネの男が榎を誘い出す方法も矛盾が多いと言わざるを得ない
- 復讐代行とはいえ、民間人が武力を使うのは本来褒められたことではないので、この辺は緻密に考える必要があるとあらためて感じた(善悪の屑は素晴らしいと感じる)
- ソクラテスの「法は善人のために作られるものではない」という言葉の引用が素晴らしい
外道の歌
- 『善悪の屑』のカモがなぜ復讐屋を始めた理由(彼が過去に巻き込まれた事件)がわかるスピンオフ
- 「警察が裁けない人間を誰かが裁く」という作品はかなりの数あるので、重要なテーマだと考える(社会の矛盾を誰かに力で解決してほしいという読者の願望)
- カモの妻子を殺した犯人が家のドアを開けさせる手口にリアリティがあり、とても参考になった
善悪の屑
- 司法で裁けない悪人に対して、警察に変わって復讐をする「復讐屋」、という設定が面白い
- 店舗は古書店で、特定の本の値段を尋ねると依頼になる、というシステムも面白い
- スタンガンの銃や、声帯の一部を切って声を出せないようにするなどの手法や道具も勉強になる
園田の歌
- 主人公の園田が不良を拷問し「おかげで面白い漫画が描けそうだ」と言っているシーンが、個人的に非常に重要だった
- 「漫画家は、自分は完全に正しいことをしながら、悪人をリアルに描かなければいけない」と感じた
- 「実際に拷問した方が、よりリアルな拷問を描ける」ということは間違いないが、それでは「芸術のための芸術」であり「人間のための芸術」ではない
- 本作は園田とヒロインを悪役として見れば、反面教師としてのヒントが多くある。また、園田のいう通り「目玉を生きたまま取り出すとどうなるのか」の勉強などの目的で読むなら、素晴らしい作品と感じる
いじめるアイツが悪いのか、いじめられた僕が悪いのか
- 35歳で中学の同窓会を開き、いじめられっ子だった主人公が参加した場面から始まる。
- 同窓会は多くの人が、参加しなくても何かしら意識するもので、良い題材と感じる。中高生にとってもイメージしやすいと思う
- いじめの主犯が全く反省しておらず「これなら復讐していい」とある意味読者に安心感を与えるのが良い
- 主人公が主犯の娘を学校でいじめることで復讐にしそうで、それは避けた方が良いと思う
フランケン・ふらん
- グロ系と萌えが融合したような作品。
- コンセプトがよくわかるのは2話だった。ひき逃げでぐちゃぐちゃになってしまった女の子の遺体を、顔以外イモムシ状態にして一度生かす。そしてイモムシから孵化したら人間の体に戻る、という内容だった。
- 「顔は少女で体はイモムシ」などのグロや、元に戻った女の子が虫の本能で男の娘の内臓を貪るなど「こういうグロ描写がメイン」というのが、2話で理解できた。刺さる人には非常に刺さると感じる
三葉サキは壊したい~好きになられたら終わり~
- 韓国TOONの王道パターンのいじめから始まる。絵がものすごく綺麗。特に塗りがいい。女子より男子の作画に力が入っており、主人公が特に格好良い。
- 過去にこの学校でいじめで誰かが死んだようで、サキはその復讐に来たと思われる。このあたりはもう少し他の韓国TOONとの差別化が欲しい(少なくとも一話で違うとわかるような情報が欲しい)
- TOONならではのコマ割りも非常に参考になる
レイナ
- 最初の2Pで血が出るまで歯磨きをしている絵が凄い。絵だけでレイナのヤバさと、抱えている問題がわかる(この時点では口臭でなく潔癖症を予想する人もいると思う)
- 初登場でマスクをしているところで「口がヤバい」とすぐ読者がわかるのも良い。
- 口臭という誰もが気になる内容でレイナのやばさを強調する発想が素晴らしい。レイナの殺し方も非常に参考になる
スモーキング・サベージ
- スモーキングの続編で、主人公のヤクザがホームレスになり、スモーキングたちがホームレスをしている公園に来るところからスタートする
- ホームレスをしている理由を調べたが「身分を隠せる」という部分が面白いと感じた。実際には様々な手続きや作業のためにしっかりした身分の仲間やアジトが必要なので「一部の主要メンバーだけがホームレスをしている」ということになると思う(そこは漫画の設定ということで良いと考える)
- 拷問で匂いを感じる受容器の「嗅球」をとる、という描写が勉強になる
スモーキング
- 通気孔から自家製クロロホルムを注入してターゲットの組長を眠らせる手法が良かった(実際にはクロロホルムは致死量との差がごくわずかなので、この手は使えないらしいが)
- フッ化水素酸の風呂でターゲットの遺体を溶かす描写もリアルで良かった(これも実際にやるにはリスクが高すぎるなど非合理的らしいが、溶けるのが本当なら漫画としては十分だと考える)
- ターゲットを殺した証拠に入れ墨の皮を剥ぎ、歯科情報を照合するために、頭蓋遺骨の顎部分だけ持っていくというのも面白い
隣人X
- 婚活パーティーで知り合った爽やかでハイスペな男性が、実はストーカーでマンションの隣室に引っ越してくる、というシナリオが面白い
- 主人公に運命の出会いと思わせ、徐々に距離を縮めていく流れが参考になる。婚活パーティーの描写もリアル。
- 最初の1Pの拷問シーンのような絵で、これからとんでもない惨劇が起きることがわかる点も優れていると感じる
エリカ
- ゴミ屋敷に住んでいるやばい女子生徒に、主人公の教師がおそらくつきまとわれるホラー。設定が斬新
- きつい体臭で抱きつかれるなど、生々しい描写が良い。大量の着信、自宅に来るなどのストーカー描写も早い段階でされており、シナリオの全体像がわかりやすい
- エリカが本当にいじめられているのかによって作品の評価が分かれる。いじめられていないなら、明らかに本人が悪い(ただヤバい人なだけ)なので、シンプルにサイコホラーとして楽しめる。いじめがある場合は、善悪のバランスの取り方が鍵になると感じる
なるたる
- 絵がうまいだけでなく独特の味がある。腕と足をあえて長くしているのが良い。個人的な印象では尾田先生の絵と貞本義行先生の絵を混ぜたような感じ(腕と脚だけでいえば)。
- 世界観がまだ2話までではわからないが、空を飛ぶ剣のイカなど、敵のキャラデザが面白い
- バトルでも日常の延長のようなほのぼのとした空気感が良い
私は整形美人
- 主人公が何もしなくても整形美人とバレているのがリアルで面白い
- 韓国TOONだが、やはり韓国でも整形美人だと天然美人よりは評価が落ちるのだと実感した
- 外見は大事だが、主人公も含めて全員が顔のことしか考えていない極端な空間を見ると、ルッキズムをなぜ卒業すべきなのかがよくわかる
君が僕らを悪魔と呼んだ頃
- 主人公が昔極悪のいじめっ子で、今は記憶喪失になっており、昔いじめられた被害者たちが復讐に来る、という設定が面白い
- 設定が設定なだけに主人公を「いいヤツ」として描くのが難しく、読者の多くは被害者側を応援していると感じる(私も同じ)
- 特にインパクトを出すために被害者の傷跡を大きくする必要があり、背中ほぼ前面のやけど(熱湯をかけた)や、右手の真ん中に大きな穴が開いているなど「ここまでした人間が、記憶喪失だけで許されるわけがないだろう」というレベルなので、今の流れだと、主人公が裁かれる展開の方が気持ち良いと思う
ストーカー浄化団
- 「ストーカー被害を訴えても警察が動いてくれないことがある、だから浄化団が必要」というのが、おそらくコンセプトが浮かんだきっかけかと推察する。「警察が動かない部分を民間で埋める」という発想は素晴らしいと感じる
- ただ、話を盛り上げるためにストーカー被害を極端にする必要があり、1回目の相談から帰った後、100%警察が動く事態になっている(マンションのドアをペンキで血まみれにして落書きするなど)ので、すでに浄化団が必要なくなってしまっていると感じる
- 警察が動かない理由(上級国民など)や、主人公が警察を呼べない理由があれば、非常に面白いコンセプトと感じる。絵が非常に綺麗
回帰者は俺だけを守る
- ショッピングモールでデスゲームが始まる時「エレベーター・エスカレーターが使えない」に加えて、階段を使えないことが必要。その階段に「黒い霧が出ていて押し戻される」というのが参考になった
- デスゲームで敗れた女性剣士が10年前のゲームが始まる直前に転生する、という設定は上手く活かせば面白いと思う
- 主人公の相方の少年に親がおらず、弟のために厳しい肉体労働でお金を稼いでいる描写が特に良かった
メリーサイコ
- 日頃TOONを読まない人でも読みやすい日本の漫画風の絵が良い。縦画面を横に使うことで奥行きを表現する手法がうまい。
- 「夫の戸籍は存在しなかったし、そもそもアパートの住人は誰もいなかった」というのも面白い。
- 警察の嘘なら嘘をつく理由が面白いし、本当に居なかったならホラー的に面白い
スレイブ・ゲーム~愛妻の秘め事~
- 全編カラーCGという個性的な作品。CGだと正直シナリオが頭に入ってこないが、表現手法として面白い
- こうしてCGで漫画を描ける作家さんは、これをトレースするだけで絵になるので、通常の漫画の一歩手前まで来ている
- PCに強い人はCGなら修得が早いので「CGから入り、トレースで絵を描く」というやり方が、漫画を教える現場でも、もっと広まっても良いと思う
ハーレム・オフィス~女上司・加賀美さくらのアジェンダ~【フルカラー】
- 少なくとも序盤は完全にエロメインの作品だが、フルカラーで絵がきれいな点が素晴らしい
- 通常の作品はかなりヒットしなければカラー版が出ないが、エロメインの作品は小ヒットでも出るか、最初からカラーな点で塗りの参考になると考える(特に女性キャラの塗り方)。
- ストーリーは3話までは「次々色々なタイプの女性が出てくる」のみだが、女性を色々な衣装・シチュエーションで見せるためのシナリオと考えると、非常によくできていると感じる。
復讐の保育士~毒親には死より苦しいお仕置きを~
- 虐待する親に対して保育士が子供の代わりに復讐していくストーリー。主人公の保育士・あいりもおそらく虐待されていた
- ハサミなど保育士ならではの武器を使う(おそらく)というのも面白そう。
- 保育士の先輩が「私たちの仕事は、決して犯罪を取り締まることではない」と語るシーンも素晴らしい
リセット~不倫の代償~
- 3話までの内容とタイトルから、この先ドロドロの不倫になることが予想できるので、そうしたストーリーが好きな人は特に楽しめると感じる
- 男子トイレで性的行為をしていて、勝手にぶつかって転んでパンツを見せたエリナの方に非があり、しかも取引先として弱い立場にあるのに、主人公が脅されるような形で始まるのは、少々違和感がある
- ただ、こうした違和感がゼロの漫画はなかなかなく、画力や演出は素晴らしいので、楽しめる読者さんは多いと感じる
ストーカーに抱かれて。
- タイトルからは「ストーカーに屈服して抱かれた」というイメージがあるが、実際は抱かれた後、その男がストーカー化した、という展開。
- ストーカーがいわゆるキモオタの外見ではなく、若いイケメンという点も逆にリアリティがある
- ストーカー以外にも夫のモラハラなど様々な要素や人間ドラマが組み合わさっているのが良い
リベンジゲーム~愛憎~
- リベンジの前には当然苦痛や誰かからの攻撃があるのだが、それが始まるまでに一定の時間がかかる(5話でもまだ始まらない)
- もちろん前置きがある方がより濃厚なストーリーになるが、タイトル通りのリベンジを早く見たいという人にはもどかしい部分もあるかもしれない
- 序盤はエロ描写が多く絵も非常に綺麗なので、そうした描写が好みなら序盤もより楽しめると感じた
ディストピア~移住先は不貞の島でした~
- 田舎の閉鎖的な空気とホラーを融合させた作品。1話の「こちゃん鍋」を作る男性陣の気持ち悪さの描写が素晴らしい
- 歓迎会でのセクハラ発言もリアリティがある(戦後の田舎の飲み会など、実際にこういう空気だったのではないかと思う)
- 2話で、屋外で交わりながら儀式をしているシーンからどんどん危険な雰囲気になり、面白くなっていく
ゴクジョッ。〜極楽院女子高寮物語〜
- 振り切ったギャグが面白い。最初のパンツを足に引っ掛けたまま出発するシーンなど、現実にはあり得ない展開も面白い
- 自分のノーパンを隠すために友達のパンツを奪うという展開も、真面目に考えればコンビニで買うなどすれば良いのだが、あえて奪うのが笑える
- エロいシーンのオンパレードだが、全て完全なギャグとして描かれているので、良い意味でエロくない
姫喰蟲 -ヒメクイムシ-
- 「妊婦に寄生して繁殖する昆虫」という設定が面白い。前フリとして、実在するアゲハヒメバチの話をするのが良い
- 4話のラストが「今窓開けますね」で、窓の外にヒメクイムシがいる演出が良い
- 最初の被害者が出る前に、ヒメクイムシに刺されるシーンの描写も良い
復讐パパ~イジメ・リベンジ~
- いじめで娘を殺された父親が、娘が生きていた頃にタイムスリップし、いじめっ子たちに復讐していくという設定が良い
- いじめっ子たちのクズ描写が毎回しっかりしているので、制裁での死にも納得感がある
- 「猫を自分で殺させて食べさせるくらいのことはさせてほしかった」という悪役のボスがいい味を出している
カップルゲーム
- 「女性は自分が一番乗りたいアトラクションに乗り、男性はそれを推測して時間内に女性と会う」など、カップルならではの課題が面白い
- 最初の罰ゲームの垂直降下のアトラクション(フリーフォール)で、男性の方は座ったまま叩きつけられ、・女性の方は勢いで空に飛ばされるという、2通りの死に方がある演出が良い
- 別のカップルの女性が「私が失格したら…」と言っている問、主人公の相手役がそちらを見ている時の表情が意味深なのが良い(元カノ?)
小悪魔JKサイコ
- 丸井さんがいじめに協力せず「これ以上自分を嫌いになりたくないから…」と自分で水をかぶるシーンがとても良い
- 小春が教師を志すきっかけになった昔の先生が丸井さんの母親という設定も面白い
- いじめっ子が地面に叩きつけた弁当を小春が彼女の口に押し込むなど、サイコパスとして平然と反撃するのが見てて気持ち良い
シンタイ―神体―
- 主人公が「無限に再生する体」の持ち主で、それを使って闇の組織に臓器移植をされている、という設定が面白い
- 敵方のオペのメンバーの中に清楚系のヒロインがいるのが、王道だがやはり良い
- ラストが「初めては私としませんか?」で終わる引きも素晴らしい
ぼくは麻里のなか
- 入れ替わりではなく「主人公の小森はそのままで、麻里の人格が消えてしまっている」のが面白い
- 結論は「麻里が小森に憧れて、偽の小森の人格を自分の中に作れるくらい、小森を観察し続けた」ということらしい
- 男性の心のままで女性の体と入れ替わるというのは、映画の主演の吉沢亮さんもインタビューで言われている通り、(特に女性から見ると)一定の気持ち悪さがあるはずだが、それをストレートに描いているのが素晴らしい
志乃ちゃんは自分の名前が言えない
- 吃音という題材が素晴らしい。特に担任の無理解を見ると、自分がこうなってはいけないと思わされる
- 友達の弾き語りを笑ってしまったのは、おそらく失笑恐怖症と思われる(緊張感から、笑ってはいけない場面で笑ってしまう症状)
- 「おの音からスタートして話すことができない」など、吃音にも人それぞれのパターンがあることがわかり勉強になった
炎上団地
- 金銭的な余裕のない生活に疲れた主婦の主人公が、団地内で体を売ることで様々なトラブルが起きていくストーリー
- 余裕がなくても、普通は10万円のアクセサリーの万引きなどはしないので、共感しにくい部分もあるものの、お金がなくてストレスが溜まる部分は多くの人が共感できると感じる
- 2巻では独居老人の孫を装って団地の主婦の女性たちを食い物にするホストのような男が登場するが、この展開が特に面白そう
復讐のケダモノ
- いじめによって山中で橋から突き落とされた主人公が、落ちた場所でヒグマに食べられ、そのヒグマの子供に転生する
- 10年後、ヒグマとして成長した主人公の目の前に、大人になったいじめっ子のグループが現れる、という流れが良い
- 超能力でなくヒグマの腕力というリアルな力で復讐するのが面白いと感じる
こんな人生は絶対嫌だ
- 真面目だが教育虐待を受けているメガネ女子の主人公が、不良少年たちに流されていく過程がリアル
- 途中まで気のいい連中に見えた不良少年たちが、おやじ狩りをしている犯罪集団とすぐにわかる展開も良い
- 主人公が宅飲みで流されてそのまま初体験をしてしまうのもリアル。1話の最初でその後の展開(結末)を予想できるのも読みやすい
フォグランド
- 世界連合が作った地球最大の刑務所に教師として教えに行く、というシナリオが面白い
- 霧(フォグ)に包まれていて見えなかったフォグランドの風景が、2話で明らかになるのも面白い
- SFのスラムのような雰囲気で、明らかに刑務所でない風景で、これからの展開がどうなるか想像力を掻き立てるのが良い
食糧人類Re:―Re:Starving Anonymous―
- クラスの全員一緒に指を切る描写の禍々しさが素晴らしい。
- スプラッタ的な怖さ以上、集団洗脳の怖さを感じられる
- ピアノを引いている子が指の代わりに別のパーツを切るなどの方法で、よりリアリティを高めているのが良い(作中では耳を切っているが、ピアノも耳は必要なので、他のパーツにすべきだったとは思う)
食糧人類―Starving Anonymous―
- 人間が食糧として飼育・出荷・解体されている世界。食用の動物をそのまま人間に置き換えた世界
- 食肉は全く否定しないが、これを見ると食べられる側の動物にとっては、当然ながら残酷な世界だと実感する
- ただのサバイバルやホラーでなく「人間が実際にやっていること」という点にリアリティがあり、本作がヒットした理由だと感じる
漂流ネットカフェ
- 漂流教室のネカフェ版。漂流した時のPCが一斉に使えなくなるなどの描写が特に面白い
- 序盤の妊娠中の奥さんとのやり取りや、主人公の欲求不満の描写にリアリティがある
- 最初のカラー絵の遠野の「つかまえた!」の後の「いい…匂い…」の、もう戻れない青春感が素晴らしい
生贄投票
- クラス全員にチェーンメールが届き、誰を生贄にするかの投票をする、という設定が面白い
- 表向き一番の人気者だった環奈が選ばれるのもリアリティがある。現実でも、いじめられている子などよりは、カーストトップの生徒が選ばれると思う
- 自殺した元担任の呪いと序盤で明かされるのも、わかりやすくて良い。トップ絵が綺麗でインパクトがある
ジョオウバチ~巣の中の支配~
- 漂流物の漫画の舞台となる「謎の集落」を、女性が支配しているので女王蜂、という設定やタイトルが新鮮
- 序盤の展開は少々唐突に感じる。妻子を殺した犯人を自分で見つけて自分で殺す、という展開が少々駆け足な感じもする
- 展開を急ぐなら先に女王蜂の集落を見せる方が「本題に沿っている」「エロ描写もしやすい」という点で効果的と感じる
- カラー表紙も含めて画力が素晴らしい
インゴシマ
- 船で修学旅行をしていたら、突然の嵐で難破し、謎の部族が住む島に流れ着いた、というストーリー
- 序盤の着替え、随所のパンチラ、AEDとエロ描写を一定間隔で入れているのが効果的と感じる
- 謎の部族が謎の儀式をしている盛り上がる場面までの導入が、うまく考えられていると感じる
ハカイジュウ
- ハカイジュウのデザインやグロ描写、建物を破壊するアクションを中心に画力が素晴らしい
- ハカイジュウが何者かなどの情報がなくとも「とりあえずヤバい」ということが伝わる
- ヒロインが最初に登場する時、血まみれでモンスターのように登場する演出も意外性があって良い
ある日、突然僕たちは
- 韓国の修学旅行の様子がわかるのが面白い。名前を日本語にせず韓国名のままというのも個人的に良い
- ハトを見て「すごい数!キモ!」と言っているのに驚いた。日本の公園ならむしろ少ない数なので
- 排水溝の中で死んでいる生き物(鳩?)を鳩が覗き込んでいる描写が、今後の不穏な展開を予想させて良い
パンプキンナイト
- いじめられて精神病院に入院していた女子がパンプキンの殺人鬼になって、いじめっ子たちに復讐していくストーリー
- 最初の犠牲者の女子の顔の前面がえぐられる時、中の骨が見えているなどの描写がリアルで良い
- 2話で犯人がテレビの報道を見ながら「あたちのことてれびでいってまちゅー!」と狂喜乱舞している姿は、ヒットすると「精神疾患患者への偏見を助長する」という苦情が来るかもしれない
- 画力など表現力が非常に高い
カムゴロシ
- 女性がアガメ、男性がオゴメなど、説明なしでも流れで島の言語がわかるのが良い。普通の言語をただのカタカナにすることでこれができている。(御意=ギョイなど)
- エロによって序盤の興味をうまく引けていると感じる。飛行機の墜落から始まるため、CAさんが入っているのも効果的
- 「何億でも投資する」と言った男が、ボスの判断では生かされるのが、現時点ではやや理解できなかった(投資を受けるような島ならとっくに根絶されるはずのため)
鬼畜島
- 202HTという探検用のごついスマホで、エベレストの山頂でも太平洋の真ん中でも電波が届く、というのが勉強になる
- 豚がスーツを着ている敵のビジュアルが良い。冒頭の殺され方も、指が飛ぶ描写などグロテスクだが掴みが良い
- 浅瀬に放射性廃棄物のドラム缶が埋まっている描写や、殺された先輩が早速焚き火で燃やされている描写などに迫力がある
神様ですげェむ
- デスゲームで出てくる化物が八百万の神様というのが面白い。神道でなければ許されないネタだと感じる
- 序盤できなりヒロインと主人公らしきキャラが死に、絶対すぐ死ぬと思われたおっさんが主人公になるのが意外で面白い
- 1話ではまだわからないが、赤色だけカラーな点に何か理由があると思う。1色だけカラーにしてそれをうまく使うというのは面白そう
さるまね
- 山奥の集落で、猿が人間の真似をしながら攻撃してくるアニマルパニック物、という発想が面白い
- 序盤で石を投げられ、顔にぶつけられた猿が、石の投げ方を反復しているコマから不気味さが漂う
- ここから先ナイフや鉄砲など、色々な武器の使い方を覚えていくが、猿だけに賢くなる過程にリアルさがあるのが良い
死亡遊戯で飯を食う。
- 主人公がデスゲームですでに数十連勝し、これで生活しているというストーリーが斬新
- デスゲームは大抵主催者がルールを説明し、参加者は戸惑っていることがほとんどだが、その構図が変わる
- 普通に生きていたが、心の中では本気になれるものを探していた、という部分は多くの現代人が共感できそう
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