■今日の朝鮮ウォッチ
2日に朝鮮新報で報道された「朝鮮はアジア大会への参加に前向き」という内容の詳細です。

●ポイント
・12月時点で(希望の)登録を終えている
・すでにカウントダウンを開始
・パラは10月末は不参加の方針だったが、現在は参加の方針
・大規模な派遣に対して在日同胞の協力を呼びかけている
・2年前の中国の190人は超えると想定
・日本政府の対応は慎重と見られる
●12月時点で登録を終えている
「昨年12月時点で、朝鮮が出場する種目の登録、そして種目毎の人数登録を終えている。」とのことです。
おそらくこれは「希望人数の登録」という意味かと思います。
12月に日本側でも確定するのは早すぎるし、2年前の中国での開催の時は、9月開催で5月中旬に確定でした。

今回も9〜10月開催なので、5月に確定すると思われます。
●すでにカウントダウンを開始
「いくつかの競技の練習場にはアジア大会に向けたカウントダウンの掲示がある」とのことです。
この点を見ても、参加に前向きというのは本当で、少なくともカウントダウンをしている競技に関しては、受け入れられる自信があると推察いたします。
●パラは10月末は不参加の方針だったが、現在は参加の方針
同じアジア大会のパラ競技については、10月末の時点では不参加の方針でした。
しかし、現在は参加の方針で「卓球、柔道、水泳、バドミントンの選手らが、大会に向けて練習に取り組んでいる」ということです。
●大規模な派遣に対して在日同胞の協力を呼びかけている
「大規模な派遣が予想されるため、1人でも多くの同胞が歓迎・応援に参加してほしい」と呼びかけられています。
朝鮮大学校では、すでに46人の学生がボランティアに登録しているということです。
こうした呼びかけをされている点でも、やはり大規模派遣に自信があることがわかります。
●2年前の中国の190人は超えると想定
23年の中国での大会では、190人の選手団が16競技に参加されています。
今回は「20競技近く」で「杭州アジア大会と同等、あるいはそれを超える規模の選手団」が予想されるということです。
(9月の報道では260人超の選手団)
特に人数が友好国の中国より大幅に多いということで、やはり異例の派遣希望とわかります。
●日本政府の対応は慎重と見られる
日本政府は9月時点で「対応を慎重に検討」と報道されており、朝鮮の意図については「予断を持って申し上げることは差し控えたい」と、林官房長官(当時)が語られています。
受け入れの可能性について、共同通信は「原則的に北朝鮮国籍者の入国を禁止しているだけに慎重な検討が避けられない」と報道しており、通常であれば260人は難しいことがわかります。
通常なら難しい派遣に、朝鮮が上記の通り積極的に取り組んでいる点を見ると「日本との距離を縮める用意がある」という可能性が高いと考えていいでしょう。

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